エトロ ETRO

エトロはイタリアのファッションブランドの事です。エトロといえば今ではシャツ、ネクタイなどお財布などバラエティにとんだラインがありますが、何といってもエトロといえばバッグが有名なのではないでしょうか?デザイン性の高い、ちょっと個性的な味のあるバッグ。高品質な素材を使い、高級感がありながらも、独自のテイストで個性を発揮しているのがエトロのバッグなのです。

エトロの創業者であるジンモ・エトロは、1940年にミラノで生まれました。そして彼は建築家に憧れていたのだそうです。しかし実家の事業を継ぐために、建築家への夢は諦めて、事業に専念しました。そこでエトロの本領は発揮されます。クリエイティブな才能に恵まれていたジンモは、既存の枠を飛び越えた、魅力的な新しいテキスタイルをどんどん創造して行ったのです。建築もデザインも、自分のイマジネーションを形にする物…ジンモ・エトロの才能は開花されて行ったのでした。そして1968年にはエトロ社を設立したのです。

そんなジンモが魅了された物…それはインドのカシミール紋様でした。幼い頃から祖母のインド製のショールの美しさに魅了されていたジンモ。その当時、カシミール紋様の人気は全くなく、世の中でカシミール紋様を見る機会はまったく無かったのですが、そんな中、ジンモはカシミール紋様に現代的なアレンジを加え、蘇らせたのです。それこそがペイズリー柄です!ジンモ・エトロの編み出したペイズリー柄は、オリエンタルの香りが生きていながらも、イタリアの洗練が加えられた神秘的な美しさで、たちまち話題になりました。ペイズリー柄のテキスタイルは、家具や壁、カーテンなどに使われました。ジンモは自らの製品にエトロというブランド名を付けて売り出しました。ベットカバーやクロス、毛布などのエトロのホームコレクションは発表されるやいなや大反響を呼びました。

1996年にはミラノレディースコレクションに参加、1997年にはミラノメンズコレクションに参加するなど、エトロはどんどん知名度を上げ、世界にその名を発信して行ったのです。今ではジンモ・エトロの子供達、ヤコボ、キーン、イッポリト、ヴェロニカの4人がエトロの多彩なラインを分担してそれぞれが経営に取り組んでいます。

今でこそペイズリー柄は、普通にどこでも見られるテキスタイルとなっていますが、ジンモ・エトロなしでは今日のペイズリー柄は存在しなかったのかもしれません。ファッション界の可能性を広げた立役者なのではないでしょうか。

ジンモ・エトロの斬新な発想と、豊かなイマジネーションを形にする才能…そんな彼の魅力は現代でも確かに受け継がれています。バッグやショールなどをはじめとするエトロの製品は、あくまでもエレガントで優美。レディース・メンズを問わずマッチするテキスタイルとデザインは、大人の男女に特に人気なようです。落ち着いていながら、神秘的な雰囲気の漂うエトロのライン…エトロファンにとっては今後の新作への期待が高まる一方ですね!


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