ジョルジオ・アルマーニ GIORGIO・ARMANI

ジョルジオ・アルマーニといえば、ファッションにうとい人でも知っているのではないでしょうか。アルマーニのスーツと言えば、センスの良いお洒落の代名詞とも言える程です。そんなアルマーニはモード界の帝王とも言われる程のジャケット革命を世の中に巻き起こした人物なのです。ミラノの3G(ジャンニ・ヴェルサーチ、ジャンフランコ・フェレ、ジョルジオ・アルマーニ)と呼ばれ、常にファッション業界の最先端に君臨し続けています。

日本では80年代バブルに突入したあたり、空前のブランドブームでしたが、あの頃から「アルマーニ」は爆発的な人気となったのです。アルマーニのスーツを着ている事はステイタスの証明のように言われる風潮もありました。最高級であり、しかも野暮ったい背広とは全く異なった、イタリアの美的センスが香るシックでお洒落なスーツ。アルマーニのスーツを着ると、どんな人でもとたんにお洒落な人に早変わり…そんな魔的なまでの魅力がアルマーニのスーツには溢れています。

そんな巨匠の中の巨匠であるジョルジオ・アルマーニの歴史は、そのままイタリアンモードの歴史であるとまで言われています。

アルマーニは1934年にイタリアのピアチェンツァで生まれました。ミラノ大学に進学(なんと医学専攻!)しましたが、在学中に兵役する事になります。そのまま大学を中退し、イタリアの百貨店で紳士服を手掛ける事になりました。この時がアルマーニのファッション業界との初のコンタクトだったのですね。

アルマーニはデザインや素材、そして生産工程や流通にいたるまで優れた知識を持っていたのだそうです。31歳の時には、そんな優れた手腕がニノ・セルッティに認められ、ブランドデザイナーに抜擢されます。このエピソードにはアルマーニの有能さ、非凡なまでの彼の努力と才能が凝縮されていますね。

1968年に、アルマーニは建築家セルジオ・ガレッティと出会います。セルジオはアルマーニの輝く才能にほれ込んで、独立を促しました。セルジオとの出会いから2年後…アルマーニはセルジオとの共同出資でついに独立を果たしました。この時アルマーニは41歳。遅咲きのスタートとなりましたが、ここからアルマーニはファッション界になくてはならない存在として、絶対的な地位を獲得して行くのです。

ジュニアライン、下着ライン、アクセサリーラインなどアルマーニは精力的にさまざまなラインを発表して行きました。1979年にはニーマン・マーカス賞を受賞し、1980年にはハリウッド映画「アメリカン・ジゴロ」の衣装を担当しました。これをきっかけに、アルマーニはハリウッド映画スターたちの間でブームとなる程の人気を集めたのです。1981年にはセカンドラインである「エンポリオ・アルマーニ」を立ち上げました。これは若者向けの遊び心が満載の人気ブランドとなりました。同年には初のジーンズライン「アルマーニ・ジーンズ」も立ち上げています。

アルマーニそのものがイタリアンモードの至宝であるとも言える程、アルマーニはイタリアにとって大きな大きな存在なのですね。


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