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ジバンシー(GIVENCHY)
ジバンシーといえば、世界一流のファッションブランドです!かつてなかった程の斬新なデザインと自由なジバンシーの精神は、常にファッション界に旋風を巻き起こしてきました。時代を超えて愛され続ける永遠の妖精オードリー・ヘップバーンの主演映画「麗しのサブリナ」の衣装を手掛けたのもこのジバンシーです。サブリナパンツをはじめ、キュートなオードリーの新たな魅力を引き出したジバンシー。今でも「麗しのサブリナ」はファッションバイブルとして女性達に支持されています。
ジバンシーの創立者、ユベール・ド・ジバンシーは1927年にパリで生まれました。デザイナーを志したきっかけは、ジバンシーが10歳のころ開かれたパリ万博で、デザイナーの展示を見た事だったのだそうです。その決意は固く、1947年にはジャック・ファットのメゾンに入社。その後、ロベール・ピゲ、ルシアン・ルロン等のもと、キャリアを積んでいき、1947年にはスキャバレリの主任に抜擢されました。そして1952年にジバンシー社を設立したのです。当時のコレクションでは、資金難という状況を逆手にとって、コットン素材のドレスや、開襟とラッフル袖で有名な「ベッティーナブラウス」などを精力的に発表し、ファッション界の注目の的となりました。まったく新しいシンプルでありながら都会的なモードをジバンシーは確立したのです。ジバンシーは「モードの神童」との異名を得るまでになりました。
1954年に「麗しのサブリナ」の衣装を手掛け、ジバンシーはさらにブレイク!翌年にはファッション界の革命とまで謳われたシュミーズ・ドレスを発表しました。このシュミーズ・ドレスはウエストもヒップもないシルエット。女性の身体のラインを強調せずに、新たな女性の魅力を引き出した、ジバンシーの代表的な作品と言えるでしょう。1995年にユベール・ド・ジバンシーが引退するまで、レディースウェアライン、メンズウェアライン、フレグランス、コスメなどさまざまなラインを展開し続けました。ユベールの後任としてジョン・ガリアーノが抜擢、そしてその後はアレキサンダー・マックイーン、ジュリアン・マクドナルド、オズワルド・ボーテング、リカルド・ティッシ等がクリエイティブ・ディレクターを務めています。
ジバンシーのブランドテーマはズバリ「エレガンス」。ジバンシーの謳うエレガンスとは、たんに外見上の美ではなく、優れた品性と知性を兼ね備えているという意味です。そんなジバンシーにとって、オードリーとの出会いは鮮烈だったようです。二人は「麗しのサブリナ」で仕事をして以来、意気投合し親交を深めていました。ジバンシーにとってオードリーはまさに彼のミューズとも言える存在だったようです。そして、オードリーもまた、ジバンシーの仕事によって、彼女自身の魅力を存分に発揮する事に成功しました。人間の魅力を引き出す天才とまで言われたジバンシーならではのエピソードではないでしょうか。「最高のものを提供する」という、ジバンシーの精神は、今も引き継がれ、世界のジバンシーファン達から愛され続けているのです。