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ハンティングワールド HUNTING WORLD
ハンティングワールドのバッグや財布、時計などは、高品質であってとても機能性が高い事で有名ですが、そんなハンティングワールドとは一体どのように生まれたブランドなのでしょうか?ハンティングワールドというブランドの象徴である「牙のない子象のマークの由来とは…?
ハンティングワールド創始者であるロバート・M・リー(通称ボブ・リー)は、ニューヨークのロングアイランドで生まれました。母親の影響から自然と親しむ少年時代を過ごしたボブ・リーは、建設設計技士を志し、その道で順調にキャリアを重ねて行ったそうです。そんなある日、もともと冒険好きだった彼の少年時代からの夢であるアフリカ旅行を決行したのです。アフリカでの旅行は彼の運命を変える事となりました。アフリカの大自然と、野生動物たちの姿に感動したボブ・リーは、アフリカで事業を立ち上げる決意を固めます。1959年にはアンゴラにサファリツアー会社である「リー・エクスペティションズ社」を立ち上げました。
多くのツアー客を顧客とし、忙しく事業を展開していたボブ・リーは、ある事に気付きます。アフリカの大自然、過酷なその環境下では、ツアー客達のカバンに使われているテキスタイルではもたないという事を発見します。そこでボブ・リーは自らがデザイナーとなり、カバンやテントなどのキャンプ用品を開発し、ツアー客にレンタルするようになりました。これがハンティングワールドの始まり…と言えるでしょう。当然のことながら、ボブ・リーのデザインはツアー客達に大好評だったようです。デザイン性だけでなく、耐久性にも優れ、実に機能的な用品は、必需品ともいえる程ニーズが高かったのですから。
ボブ・リーは10年のアフリカ滞在中に、17カ国を旅して、野生動物の調査、保護などの活動に尽力しました。アフリカを愛し、建設設計技士からの大転身を果たし、アフリカで事業を立ち上げたボブ・リー。しかし当時世界情勢の悪化、アンゴラの環境悪化などから事業継続は困難となり、ボブ・リーは生まれ故郷であるニューヨークに戻りました。そしてアウトドアスポーツを扱う「ハンティングワールド」を立ち上げました。機能性と耐久性に優れ、しかもお洒落な彼の作品はたちまち話題を集めました。
ハンティングワールドのブランドマークである牙のない子象は、ボブ・リーのアフリカへの敬意の象徴なのです。少年時代からの憧れの地であり、彼の人生を変える大きな影響を持つ国アフリカ…ニューヨークにいながらも、ボブ・リーのアフリカへの想いは変わることはなかったのですね。
創業当時はアウトドア・スポーツを専門としていたハンティングワールドですが、現在ではカジュアル、オフィシャルなどあらゆるラインに適用するアイテムを展開しています。レザーなどの高品質な素材を使用した、ラグジュアリー感、ナイロンやウレタンなどの素材を生かした収納性の高いバッグ、レディースバッグなどはデザインも実に多彩でショルダーやトート、ボストンなどが人気なようです。大ヒットとなったバチュークロスはボブ・リー自らが開発した素材で、今も一番人気なアイテムのようです。
ニューヨークにオフィスを構えたのが1965年ですから、まだまだブランドとしての歴史は浅いハンティングワールドですが、その内容の充実ぶりは他ブランドの追随を許さないほどなのです。